栄養科
スタッフ
総人数18名 管理栄養士4名、栄養士1名、調理員7名、パート職員6名
(女性14名、男性4名)
基本方針
栄養科では、医療の一環として、栄養・食事面から患者さんを支援しています。
そのため、医師の指示に基づき、患者さんお一人おひとりに合わせた食事内容や形態の提供により、栄養・食事面からの回復を支援しています。
業務内容
- 1. 食材の品質管理
- 料理は基本的には、手作りとしています。
原材料は、地域の食材を優先的に使用する地産地消としており、安全性と品質の確保に努めています。 - 2. 適温での食事提供
- 温温冷配膳車を令和3年7月28日にリニューアルしました。
食事の温度管理を行い、それぞれの食事を適切な状態で提供しています - 3. 個別対応食
- アレルギーや禁忌食品がある場合には、お一人おひとりに合わせた個別の食事内容で提供しています。また、摂食嚥下障害(噛む力・飲み込む機能の低下)のある方には、料理方法を工夫し、食べやすい形態の食事を提供します。食事摂取量の少ない方には、うどんや散らし寿司、果物など患者さんご本人の希望を取り入れた嗜好食を提供し、食事摂取量が増えるよう工夫を行っています。
- 4. 食事を楽しんでもらうために
- 行事食を通して一年の季節の移り変わりを感じていただけるよう、また、お食事の時を大切な時間に思ってもらえるよう、季節ごとの行事食には特に工夫を凝らし、食事摂取量アップに努めています。
- 5. 個別栄養食事指導
- 入院及び外来の患者さんを対象にそれぞれの食事内容や退院後の生活スタイルに合わせて、食事療法が無理なく継続して実践できるように相談・指導を行っています。
- 6. 適切な栄養管理
- 入院されている全ての患者さんを対象に院内の他の部門と連携を図りながら、個々に対応した栄養ケアを実践し、栄養面からの回復を支援しています。各部署で行われているカンファレンスに参加することで各部署との情報を共有しています。食事時にはミールラウンドを実施し、ベッドサイドに伺って食事摂取状況の確認や患者さんから直接話を聞くことで栄養管理に生かしています。また、病棟に出向くことで病棟スタッフらとより細かな情報を共有することができ、患者さんの栄養面での支援につながっています。
回復期リハビリ病棟では、リハビリを支援するために管理栄養士が患者さん一人ひとりの栄養状態を細かく確認しながら必要な栄養量が補給できるよう栄養管理を行っています。十分に食事が摂取でき、リハビリに臨めるように病棟スタッフ、リハビリスタッフと連携を取りながら栄養面のサポートをしています。 - 7. 災害など非常時に備えて
- 当院では、非常食として5日分の水と食料を備蓄しています。常食からミキサー食、濃厚流動食を備えており、すべての患者さんに対応可能です。非常食は通常の献立に取り入れながら新しいものと交換するローリングストック方式にて管理を行っています。また、非常食の充実をめざし、来年2022年度には備蓄量を7日分に増やす予定です。